土曜日, 6月 14, 2025

労基法見直し案浮上 規制改革会議「スタートアップ向け裁量労働制を」

■「雇用型自律労働契約」も 労働関係法制、とりわけ労働基準法のさらなる見直しに向けた提案が相次いでいる。規制改革推進会議はこのほど答...

休日出勤が増え代休申請 手当を支給しているはずだが

労働者から休日出勤が増えたので代休がほしいと申請がありました。しかし、当該労働者には休日出勤や残業のための手当も付与し、そこには休日出勤分の給与も含...

【ご存じですか】中高年安定雇用支援助成を新設 対象年齢「35歳~60歳」に拡大

厚生労働省はこの4月から、特定求職者雇用開発助成金(中高年層安定雇用支援コース)を新設した。氷河期世代のみを対象としていた「就職氷河期世代安定雇用実...

専門業務型裁量労働制の労使協定 「労働者」は制度対象者以外も?

専門業務型裁量労働制の労使協定を締結したいと考えています。しかし、従業員には専門業務型裁量労働制の対象とならない労働者が多く、労使協定を締結する過半...

管理監督者の責任と権限とは スター・ジャパン事件(令和3・7・14東京地裁判決)

■重要事項の決定関与せず 米国親会社が具体的に指示 外資系企業の経理課長の管理監督者該当性が問われた事件。判決は多数の業務で親会社が具体的な指...

コロナ禍での休業命令の違法性 アスパーク事件(令和5・9・21東京地裁判決)

■対象者の選定に恣意なし 差異生じるのはやむをえない 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、業務の縮小や停止を余儀なくされたとして休業命令が発...

“他流試合”で物流業界の課題に挑む アサヒロジスティクス

深刻なドライバー不足など物流業界共通の課題に対し、事業では競合する企業同士が社員の交流を通じて経験や知見を共有し、解決策を探る「他流試合」型研修の試...

女性ドライバー比率が3倍超に アサヒロジスティクス 未経験者に選ばれる理由

物流の2024年問題など深刻化する人手不足のなかで、毎年ドライバー数の純増を続ける物流会社がある。食品輸送のアサヒロジスティクス(さいたま市、従業員...

ハラスメント解決の分かれ目 その②「しらべる」(今津幸子弁護士)

■事実調査と証拠で存否を判断する ハラスメントの相談や申立てがあった場合、事業主としては、最終的には、実際にどのような言動があ...

AIによるパーソナルデータ活用のリスク リクナビ事件から考える(佐久間弘明)

■HR×AI リスクとチャンス③ 連載第3回は、HRにおけるパーソナルデータ活用に関わるリスクを検討する。題材にあつかうのは、就活プラ...

事業承継問題への新薬としてのM&A(佐藤裕太 社労士)

■M&Aから学ぶ労務管理―これからの100年企業を目指して① 「M&A」は、昨今、メディア等で頻繁に取り上げられており、現在では広く認...

定着するか「パタニティ」(山本圭子)

■連載:人事考現学(著者:山本圭子 法政大学法学部講師) ドジャースの大谷翔平選手が、奥方の第一子出産に立ち会うために、パタニティーリスト(P...

理不尽なこと許せない 野田契子さん(「福岡産廃施設建設に反対する住民の会」元代表)㊥

■おんな流 おとこ流~仕事を訪ねて~(72) 岐阜県中津川市福岡に住む野田契子さん(79)が自宅から約300メートルの至近距離に産業廃棄物中間処理施設建設が計画されているらしいことを当...

住民運動の記録出版 野田契子さん(元原告団代表)㊤ 

■おんな流 おとこ流~仕事を訪ねて~(71) 岐阜県中津川市福岡に計画された産業廃棄物中間処理施設建設に反対し、原告団代表として岐阜県の設置許可取り消しを裁判で勝ち取った野田契子さん(...

【社労士試験に挑戦】管理監督者の判断要素

管理監督者については割増賃金が深夜業については発生すること、行政官庁の届出が不要なことといった問題が出題される。管理監督者性の判断については、「経営...

【社労士試験に挑戦】休業手当の支払いの目的を考えて

休業手当は最高裁判例や民法536条2項を考慮しながら解かなければならない難問の一つ。特に民法536条(債務者の危険負担等)2項「債権者の責めに帰すべ...

【新刊紹介】『ひのえうま―江戸から令和の迷信と日本社会』吉川徹 著

古代中国に由来する六十干支が本来の干支である。十二支と、10日間を一旬とする十干を組み合わせ、それらを60年の周期に当てはめる。その49番目...

【新刊紹介】『カスハラの正体―完全版 となりのクレーマー』関根眞一 著

2024年10月、東京都は全国に先駆けてカスハラ防止条例を制定。条例は25年4月から施行された。 クレームの全てがカスハラとは限らない...

購読者Web会員登録

「労基旬報」本紙ご購読者の方は、こちらからご登録ください。

週間人気記事トップ5