厚生労働省はこのほど、床上無線運転式天井クレーンの運転に係る資格に関する検討会の初会合を開催した。
床上から天井クレーンを無線運転するには、最上位のクレーン・デリック運転士免許が必要だが、通常より運転が易しいことを勘案して新資格創設を検討する。他方で、運転位置の高さや荷から距離に応じて労働災害リスクが高まることから、安全性を確保するために床上運転式クレーン限定運転士免許よりも上位資格とする方向で調整。今年度中に設置状況や安全性を調査し、試験内容についても整理する考えだ。
厚生労働省はこのほど、床上無線運転式天井クレーンの運転に係る資格に関する検討会の初会合を開催した。
床上から天井クレーンを無線運転するには、最上位のクレーン・デリック運転士免許が必要だが、通常より運転が易しいことを勘案して新資格創設を検討する。他方で、運転位置の高さや荷から距離に応じて労働災害リスクが高まることから、安全性を確保するために床上運転式クレーン限定運転士免許よりも上位資格とする方向で調整。今年度中に設置状況や安全性を調査し、試験内容についても整理する考えだ。
*厳選されたニュースで労働行政の動きをチェック
*人事・労務の実務テーマで記事ピックアップ
*先進企業事例と業界トレンドの今が分かる
*注目の裁判やイベント情報なども随時掲載
(月3回配信、無料)