土曜日, 4月 20, 2024
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迷惑行為に関連して通勤でケガ 中央労働基準監督署長事件(令和5・3・30東京地裁判決)

■通勤の中断中、中断後に該当 迷惑行為は解消されているので 原告は帰宅途中の車内で、迷惑行為...

泊まり勤務の割増賃金算定基礎 社会福祉法人A会事件(令和5・6・9千葉地裁判決)

■日中と同じ計算でなくても 労働密度は低く、対価の合意もある グループホームにおける介護支援...

МRの事業場外みなし労働時間制 セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン事件(令和4・11・16東京高裁判決)

■残業申請で業務の具体的指示 「労働時間を算定し難い」に該当せず 直行直帰で業務を遂行するМ...

年休取得申請と時季変更権行使 JR東海(年休)事件(令和5・3・27東京地裁判決)

■常時代替要員が確保できない 「事業の正常な運営を妨げる」に該当せず JRの新幹線の運転士が...

精神障害発覚による退職勧奨は 中倉陸運事件(令和5・3・9京都地裁判決)

■配慮欠くと慰謝料請求容認 業務への影響の意見を聴くことなく 入社直後に精神障害等級3級の認...

残業代未払いで取締役の責任は そらふね元代表取締役事件(令和5・2・22名古屋高裁金沢支部判決)

■管理監督者扱いに重大な過失 残業代を支払わないために利用した 介護施設で勤務していた主任ケ...

無期契約に伴う労働条件の変更 アンスティチュ・フランセ日本事件(令和5・1・18東京高裁判決)

■旧契約維持されないと明らか 民法629条1項、労契法19条は適用されず フランス語の授業を...

格差是正目的の就業規則変更は 社会福祉法人恩賜財団済生会事件(令和5・5・24山口地裁判決)

■合理性否定されず変更は有効 パートタイム・有期法の対応が契機で 正規と非正規職員の格差を是...

2023年の主な中央労働委員会命令

■ジェイアールバス関東不当労働行為再審査事件(2・17) Aが会社から脱退勧奨を受けたとし救...

パワハラで譴責処分と配転命令 ちふれホールディングス事件(令和5・1・30  東京地裁判決)

■叱責の一斉送信はパワハラ 内容も感情的で客観的ではない パワハラ行為者への譴責処分と配転命...

臨時雇員の賞与不支給と8条違反 Aホテル事件(令和5・6・8大阪地裁判決)

臨時雇員への賞与の不支給についてパートタイム・有期雇用労働法8条に違反するものであると臨時雇員が主...

業務困難で自殺、安全配慮義務は 新潟市(市水道局)事件(令和4・11・24新潟地裁判決)

■担当業務の困難さを認定 相談しやすい環境整えるべき 新潟市の水道局に勤めていた男性職員が自...

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