火曜日, 5月 21, 2024
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判例

コース別人事の男女の処遇格差 巴機械サービス事件(令和4・3・9東京高裁判決)

■地位確認請求は棄却したが 転換制度が機能していないのは問題 コース別人事で生じた賃金格差に...

ホーム間違えで2分の賃金控除 JR西日本(岡山支社)事件(令和4・4・19岡山地裁判決)

■労務の受領を拒否できていない 小カードで細かく指定しているが JR西日本岡山支社の乗務員が...

トイレ使用発言のハラスメント 阪神高速トール大阪事件(令和3・3・29大阪地裁判決)

■男性のために便座を上げるべきという 性別役割分担の意識に基づく言動 トイレの便座は「基本、...

懲戒処分を理由の再雇用拒否は ヤマサン食品工業事件(令和4・7・20富山地裁判決) 

■けん責処分では解除できない 再雇用しないことに合理性がない 懲戒処分を理由に再雇用契約を解...

2022年の主な不当労働行為申立事件

話題になったのが、ウーバー・ジャパン事件(令和4・11・25)。ウーバー・イーツの配達員は労働者に...

2022年 判例ダイジェスト

【労働時間】副業の長時間労働が問題 健康管理に積極的な介入を 医療法人社団新拓会事件(令和3...

定年退職者が労働組合代表に 函館バス(仮処分)事件(令和4・4・1函館地裁決定)

■元従業員も「雇用する労働者」 組合に生ずる緊迫の危険性を避ける 退職した労働者が労働組合の...

団体交渉での救済命令の適法性 山形県・県労委(国立大学法人山形大学)事件(令和4・3・18最高裁判決)

■見込みがなくても命令できる 誠実に団体交渉すればよい  昇給抑制など、合意の見込みがない労...

組合の個別的権利紛争解決機能 プレカリアートユニオン事件(令和4・5・24東京地裁判決)

■「非弁行為」には該当しないので 拠出金も規約にあるので合法 個別的権利紛争解決を行う労働組...

退職勧奨の違法性の程度は 日立製作所(降格)事件(令和3・12・21東京地裁判決)

■自由な意思形成を妨げてはいない 執拗な態様とまでは言えない 管理職に値しない成果しか挙げて...

コロナ禍飲食業の整理解雇 アンドモワ事件(令和3・12・21東京地裁判決)

コロナ禍で経営が厳しくなった居酒屋が300店舗のうち10店舗を残し、それ以外を撤退。人員削減の必要...

シフト勤務医の労働時間 医療法人社団新拓会事件(令和3・12・21東京地裁判決)

■勤務時間固定の合意があったか 勤務時間削減の合意を否定 登録制で医師を派遣する被告が、医師...

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