厚生労働省はこのほど労働政策審議会中小企業退職金共済部会を開き、建設退職金共済制度の電子化推進の取組みを強化すると報告した。
システムのリニューアルに伴い、全手続のオンライン申請を原則可能にする。手帳など添付書類の郵送は必要だが、新規工事は10月3日から、現在運用中の工事は12月末から新システムでの利用が可能。他方で10月14日には、建設キャリアアップシステム(CCUS)との自動連携で手続を簡素化する。

このほか10月から来年3月31日まで、「退職金ポイント還元キャンペーン」を実施。キャンペーン中に退職金ポイントを購入した共済契約者に対して2%、CCUS連携工事は5%のポイントを来年4月以降に還元する予定だ。



