日本年金機構はこのほど、社会保障審議会に2024年度以降の障害年金の認定に関し、9月19日時点の精神障害の不支給事案の点検状況を報告した。
24年度の不支給事案は約1.1万件で、認定医などが7月までに原処分された2895件の点検を終えた。うち4.3%に当たる124件は認定基準を逸脱していないとしつつも、上位等級とすることが適当として原処分を取消し。新たに支給決定となった対象者に順次、支給決定文書などを送付することを決めた。
機構は今後月2000件ペースで点検を進め、進捗状況を毎月公表する方針。24年度の不支給事案が済み次第、25年度事案、さらに支給事案で下位等級に認定された事案の点検に着手する。





