転勤文化の行く末は(山本圭子)

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年明けはいただいた年賀状をもとに、例年サボりがちな住所録の修正作業をした。今年は、「転居しました」というお知らせが例年より多かった。卒業生の年賀状では、結婚しました、家を購入しました、子どもが産まれましたと嬉しいお知らせが付いてくる。

「残業代が支払われない立場になりました」と書き添えられていると、栄転の照れ隠しだろうが、役職手当の水準次第では家計は大変だろうと思う。

それにしても、「転勤」が多いこと。子どもの写真付き賀状に、この言葉が添えられると、家族の苦労はいかばかりかと思う。「単身赴任です」、「〇年ぶりの家勢揃いです」というのもあった。

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