ストレスチェック制度の課題を企業に尋ねると「集団分析の活かし方」が65.3%で最多となったことが、このほど日本生産性本部の2025年メンタルヘルスへの取組み調査でわかった。以下、「高ストレス者への面接以外のフォロー」が35.9%、「医師面接勧奨者が面接を希望しない」が31.8%で続いた。
「集団分析の活かし方」は、17年調査も最多だったが6.9㌽上昇。このほか「集団分析結果の周知の範囲と方法」が同1.0㌽増、「職場環境改善における現場の理解」が同4.6㌽増でともに25.9%に上昇し、制度の最大のセールスポイントであるはずの集団分析が十分に機能していない実態がみてとれた



