
本書では、30歳代前半までを若手、50歳代前半をミドル、それ以降をシニアとして年代を大別。日本で初めてキャリアコンサルタントを名乗った著者が、約2万人との相談経験をもとに「若手がすぐ辞める」現代の職場・転職事情を分析する。
起業を目指す者、キャリアやライフプランを模索する者、個々の背景はさまざまだが、共通するのは「将来への不安」や「安心の欠如」にあるという。
働き方改革や育児・介護などの法整備が進み、人手不足が深刻化する一方で、転職市場は活況を呈している。世代間の価値観やギャップを見つめ直し、仕事の本来の意義である「幸せになりたい」という思いへと導く一冊。


