国土交通省はこのほど、今年３月末時点の国家機関の建築物での吹きつけアスベストなどの使用実態を公表した。
273棟で使用を確認し、うち261棟で封じ込めといった対策が実施済みだった一方、12棟は飛散防止対策が未実施だった。いずれも使用箇所を立入禁止にしているが、前年より３棟増加。内訳は法務省が本省庁舎を含む３施設、最高裁判所と財務省が２施設、厚生労働省と警察庁、農林水産省、経済産業省、国土交通省が各１施設を数えた。
国の12施設でアスベスト対策が未実施 国交省調査
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