厚生労働省は近年の技術革新による品質向上を鑑み、来年４月にもボイラーの構造規格で定める規制内容を緩和する。
米国機械学会規格に整合させても、安全確保に影響しないと専門家が判断した。材料の安全係数を４から「3.5」とするほか、水圧試験の圧力を最高使用圧力の1.5倍から「1.3倍」、気圧試験の圧力を1.25倍から「1.1倍」へと緩和。またボイラーに取り付ける圧力計について一定の性能を持つ電子式の使用を認めるほか、溶接部の新たな検査方法にスポット放射線検査を追加する。
安全確認でボイラーの構造規格で定める規制を緩和 厚労省
「労基旬報」メールマガジン
＊厳選されたニュースで労働行政の動きをチェック
＊人事・労務の実務テーマで記事ピックアップ
＊先進企業事例と業界トレンドの今が分かる
＊注目の裁判やイベント情報なども随時掲載
（月3回配信、無料）
「労基旬報」紙面のご案内
＊月３回、実務に必須の最新情報を厳選した紙面が届く
＊法改正から判例、賃金動向までポイント解説
＊第一線の専門家によるトレンド解説や先進企業事例
＊職場でのよくある疑問にも丁寧に回答
＊電子版・オンライン版でオフィス外でも閲覧可能
