金曜日, 12月 5, 2025
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【新刊紹介】『異常気象の未来予測』立花義裕 著

『異常気象の未来予測』立花義裕 著/ポプラ社/新書判238頁/2025年7月/1012円(税込)

短い梅雨と水不足。気温は国内観測史上最高の41.8度を記録。国連事務総長が警告する「地球沸騰化」の時代が、いよいよ現実味を帯びてきた。

近い将来、日本から春と秋が消え、「二季の国」になると著者は予測する。夏は猛暑で冬は豪雪に。終息しない偏西風と黒潮の大蛇行、進路予測が困難な迷走台風の増加。海面水温の上昇が大量の水蒸気と豪雨を招く条件も整いつつある。異例続きの今夏を踏まえ、異常気象のメカニズムを簡潔に解説した内容に注目したい。

米騒動で露呈した食料問題、人口減少、未知の感染症対策などを背景に、温暖化の原因である温室効果ガス抑制と教育の重要性を再認識させる一冊。

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