
働く時間と成果は必ずしも比例しない。1日の時間の枠は決まっているのだから、仕事の成果は時給思考で計算する。本書には「時間上手になるためのヒント」が満載だ。
労働生産性の向上・労働時間の短縮が求められる昨今、優先すべき自分の時間軸を大切にした社会人の時間割作りを推奨。ビジネスで求められる「質」×「期限」のバランス、優先順位より期限を重視、期限のデッドラインより賞賛ラインを目指すなど、得心のいくタスク管理術を教示する。
作業の処理速度を上げるメール術、うまくいかない時の対処法も然り、自分の時間を大切にすることと同様に他人の時間を奪わないことも意識したい。


