厚生労働省はこのほど、2024年の労働災害発生状況を発表した。
新型コロナウイルスへの罹患を除く労働災害について、死亡者数は前年比9人減の746人と7年連続で減少し、過去最少を更新。これに対し、休業4日以上の死傷者数は同347人増の13万5718人と4年連続で増加しており、対策の効果が思ったほど上がっていないことを明確にした。


死傷者数が1万人を超えたのは、「製造業」の2万6676人、「商業」の2万2039人、「保健衛生業」の1万8867人、「陸上貨物運送事業」の1万6292人、「建設業」の1万3849人のほか、「接客・娯楽」の1万140人が加わり6業種に増加。増減幅では「製造業」が同565人減、「建設業」が同518人減と大幅な改善を示したが、「接客・娯楽」が同454人増、「商業」が366人増と悪化した。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。