著者は元ソニー社長兼CEO。子供の未来創造、有望なリーダー育成を目標に「プロジェクト希望」を立ち上げた。
バブル崩壊後、30年以上も経済が停滞する日本には、総じて成功体験が不足し、若者は受難の時代を過ごしてきた。本書を執筆した背景の一つに、次代を担う有能なリーダーの育成には、社会人として歩み始めた若者へのアプローチが必要との考えに基づく。
自分の人生を充実させるために「自分軸」を持つこと、人生をどう生きたいのかという「優先順位」を自らが選択する重要性を明示し、社会における仕事の基礎力や自分磨き、人間関係の構築力など多岐に渡る経験則から紹介する。