ケアマネジメント(介護支援専門員)に係る諸課題に関する検討会はこのほど、中間整理に向けて議論した。
減少するケアマネジャーの新規入職確保策として、「保健・医療・福祉の法定資格に基づく業務または相談援助業務の実務経験が通算5年以上」とする受験要件の緩和を検討。具体的には受験対象とする法定資格範囲を拡大し、条件付きで実務経験年数の短縮を図る。
更新時も含めた法定研修は継続を前提に、負担軽減を示唆。国の責任で作成した一部の研修をオンデマンド化・オンライン化し、時間や場所を問わず分割受講もできる方策を模索する。