厚生労働省がこのほど発表した外国人雇用状況の届出集計で、2023年10月末時点の外国人労働者数は前年比22万5950人増の204万8675人と過去最多を更新した。率で同12.4%増と4年ぶりに2桁増を記録しており、人手不足を背景に初めて200万人を突破している。
まず国籍別にみると、51万8364人の「ベトナム」、39万7918人の「中国」、22万6846人の「フィリピン」の順で前年と同様に多くなっている。増加幅では、「インドネシア」が同56.0%増、「ミャンマー」が同49.9%増、「ネパール」が同23.2%増となり、引き続き東南アジア各国の伸びが目立つ。
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