2023年卒大学生の就職・採用活動を企業側・学生側双方に総括してもらったところ、満足度や納得度がともに低下していることがわかった。
企業の入社予定者全体に対する満足度(図)については、「満足」が前年比10.5ポイント減の53.2%に低下。採用予定数が充足できなかった企業割合が最低値を更新したこともあり、満足度が10ポイント超の大幅減を記録したことも頷ける。
これに対して、入社予定先企業に就職することの学生の納得度(図)は同0.8ポイント減の72.4%と高水準を維持したが、21年卒の77.8%、22年卒の73.2%から低下傾向にあることを示唆。学生に有利な「売り手市場化」が進展するなかで、思うような就職活動ができなかったと悔いる大学生が少数ながら存在することを裏づけた。
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