
本書は、介護現場で働く職員の精神的負担を減らすために、経営者の姿勢と判断が不可欠だと明言する。
介護事業所が直面する組織外のクレーマーや組織内の問題職員を「人の問題」として整理し、弁護士の立場から数多くの介護現場の紛争を担当してきた著者の経験をもとに、その対応を体系化。クレーマーの定義づけや協議の終結基準、問題職員の生まれにくい職場環境づくり、外部専門家である弁護士・社労士との連携、必要に応じて司法判断に委ねる道筋を示す。
適切な判断の積み重ねがあってこそ、介護という仕事は契約を超えた人と人とのつながりとして尊重される。過酷な現場に立つ経営者の指針となる一冊。


