厚生労働省は9月12日、大手342社の2025年夏賞与の平均妥結額が前年比5.31%増の94万6469円に増加したと発表した。上昇幅こそ24年の同6.29%増より小さくなったが、初めて90万円を超えて最高額を更新した。
21産業のうち17産業で増加し、「造船」が同24.11%増、「卸・小売」が同14.43%増、「金融」が同10.94%増と二桁増を記録。以下、「電気機器」が同9.97%増、「建設」が同8.92%増で続いた。一方、同15.23%減と二桁減となった「サービス」のほか、同6.90%減の「鉄鋼」、同3.97%減の「精密機器」、同0.07%減の「紙・パルプ」の4産業で減少している。



