
優秀な上位の人間が2割、平均的な人材が6割、下位が2割。組織や集団において、先の構成に自然と分かれるという「2対6対2の法則」。別名「働きアリの法則」と呼ばれ、著者は社長就任と同時に、法則の打破=全員総活躍の実現へ向け動き出す。
社員との真の信頼関係(ラポール)を構築し、「やっちゃだめ」を「やっていい」の良い同調圧力を生み出す術として、8つの課題と8つの心がまえを提示する。
カギとなるのはメンバーを心の底から信じるラポール・リーダーシップだ。上に立つ人は「余計な仕事をしない勇気」を持つこと。「管理」から「自発」へ促し、真の組織改革を切望するリーダーへお勧めの一冊。


