金曜日, 12月 5, 2025
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外国人の生活保護医療扶助額を初調査 全保護世帯より2万円低く

厚生労働省はこのほど、生活保護費の一つで原則として自己負担が発生しない医療扶助について、外国人の生活保護受給世帯の額を初公表した。

2023年7月分の医療扶助の額を調べると、外国人世帯は約37億6992万円だった。都道府県別にみると、東京都が約5億3458万円と突出し、以下、大阪府が約1億5917万円、千葉県が約8296万円、愛知県が約8191万円で続くなど都市部で高くなった。

参考値として、同時点の日本人世帯も含めた生活保護世帯全体のデータも掲載。全保護世帯の医療扶助の総額は約1558億1191万円で、全保護人員198万9367人で割って一人当たりの額を換算すると7万9830円となっている。

一方、外国人世帯の全保護人員は6万3547人で、一人当たりの額は5万9325円。保護人員の平均年齢が約4歳若いこともあって、全生活保護世帯よりも約2万円低くなっている。

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