労働政策審議会職業安定分科会はこのほど、厚生労働省が示した求職者支援法施行規則を改正する省令案を了承した。教育訓練休暇給付金を創設する2025年10月に、フリーランスなど向けのリスキリング等支援融資を新設する。
過去通算3年以上の就業経験を持つ特定求職者で、融資申込時「18歳以上」かつ融資開始時「満66歳未満」、最終返済時「満76歳未満」の者が対象。各種学校の訓練などを受けた場合に、訓練費用・生活費とも2年を限度に年120万円を利率2%で貸し付ける。

訓練修了後1年は据置き期間で、その後10年以内に返還。賃金5%増で残債務を一部免除する措置は、年収500万円未満の者へ対象を絞り込む。
