■連載:人事考現学(著者:山本圭子 法政大学法学部講師)
1月中旬から2月は大学教員にとって最も憂鬱な時期かもしれない。シラバス入稿、期末試験の採点、入試業務と、自分の研究に割ける時間が極端に減少するからだ。
期末の採点業務は、科目数や受講者数が多いと、締め切りに追われることになる。今年度は隔年開講のオンデマンドの授業に受講生が殺到して、例年の倍以上の採点をした。
以前は、採点名簿を書留で事務課に送り、それを事務員がシステムに入力していたが、今は採点をインターネットを介して教員が直接入力する方式をとっている。
セキュリティのために VPN接続で大学のサーバーに繋いで入力することになる。昨年秋に接続方式が変わり、これまでのアプリを削除して、新しいアプリに入れ替えなければならなくなった。
自宅用、持ち歩き用、授業用と複数のパソコンを使っているので、それぞれにダウンロードしてインストール、旧アプリを削除して、新アプリを設定するのに手間取った。
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