■人事図書館発・人事労務キャリアの先を読む⑦
突然ですが、みなさんにとって「仕事」とはどのようなものでしょうか。人は誰しも「仕事観」を持っており、仕事観が異なることで、その人の仕事に対する関わり方、ひいては人生全体にも大きな影響を及ぼしています。普段はなかなか考える機会がありませんが、世の中にはたくさんの仕事観があり、人それぞれに異なる仕事観を持っています。
例えば「お金を得るための手段である」という仕事観を持っていると、キャリアにどのような影響を及ぼすでしょうか。より高い年収を求めて転職をしていくかもしれません。「嫌なことを我慢して対価にお金をもらうことだ」という仕事観もあります。本当はやりたくない仕事を必死に続けるキャリアになる可能性もあります。「自分らしさを発揮する機会だ」という仕事観はどうでしょう。また違ったキャリアになるかもしれません。
このように「仕事観」は世の中に様々あり、どのような仕事観を持っているのかは、その人のキャリアに大きな影響力を持つことになります。それなら、自分のキャリアにとって良い影響がある仕事観とはどんなものか、どうしたらそれを選ぶことができるのだろう、と感じるのではないでしょうか。
そんな「仕事観」について考える手助けとなるのが『本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方』です。本書はCTI Japan創立者である榎本英剛氏の活動のひとつ「天職創造セミナー」の内容をもとに執筆されました。世の中によくある4つのメガネ(仕事に対する見方、仕事観の比喩)を紹介し、それに代わる新たなメガネを提案してくれます。
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