火曜日, 9月 17, 2024

「キャリア開発」の2つの問い(浅賀桃子 人事図書館運営スタッフ)

■人事図書館発・人事労務キャリアの先を読む④

浅賀桃子(あさか・ももこ)
人事図書館運営スタッフ
▶ITコンサルティング会社人事等を経て2014年独立、人事労務コンサルティング、キャリア・メンタルヘルス支援を行っている。24年4月~人事図書館運営に携わる。

人事図書館
▶人事領域の図書館であり、同時にコワーキングスペース利用、相談も可能な東京・人形町にある施設。2024年4月1日から運営を開始し、日々様々な勉強会、セミナー、読書会などが行われている。

今回の連載では、「キャリア開発」について考えてみたいと思います。はじめに、皆さんと一緒に考えたいことがあります。「あなたはどのようにキャリア開発をしていますか?」そして「人事としてどのようなキャリア開発支援をしていますか?」という、2つの問いです。

ここでいう「キャリア」とはビジネス的な意味だけではなく、働き方や生き方のすべてが含まれます。過去から現在そして未来をつなぐ、まさに人生の轍となるわけです。そして「開発」とは言葉通り、何かを創り上げること。キャリアの文脈では、これからの道すじ=未来をよりよくするための道を創る・切り拓く手段といえるでしょう。

人事図書館のメンバー(利用者)の皆さんからも「今の組織でどうキャリア形成していこうか」「今の組織でキャリア開発するイメージがわかない」などの悩みをきくことがあります。この悩みに対し「個人」と「企業・組織」という、キャリア開発で大事な2つの視点から考えてみましょう。

個人視点からのキャリア開発においては、社会の変化に適応しながら、自ら主体的に成長する意志を持つことが大切です。いかに主体的に考え、行動できるかによって大きな差がでるところだと思います。ずっと今の組織でキャリアを積まない方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは「今いる組織でパフォーマンス高く働いていくためにどういうことが求められるか」を考えたいところです。

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