武蔵野銀行(埼玉県さいたま市)は7月から、人事制度を全面的に改定した。
高度専門人材を受け入れるコースを新設するなど、多様なキャリアの選択を実現。既存の総合職・特定職の区分を廃止し、業務領域に応じて法人・個人営業、リスク管理、デジタルなど8つのキャリアルートを整備する。
処遇と貢献の一致を進めるため、等級ごとの期待役割と職務の大きさを明確化するほか、職務遂行能力に応じた組織貢献度も評価する仕組みも構築。また30代後半で支店長に登用するなど上位職層への昇格を早め、多面評価の導入などで評価の納得性を高める。