土曜日, 11月 23, 2024
ホームニュース一覧ニュースキャリア意識しコース整備 ...

キャリア意識しコース整備 専門性を尊重して人事評価・報酬に連動

新卒・中途を問わず苛烈を極める企業の人材獲得競争を背景に、2024年度も多くの企業が人事制度の見直しを断行している。特にコースを複線化するなど、従業員のキャリアパスを意識した改革が目立つ。

三菱電機(東京都千代田区)は4月から、新たな人事制度を導入した。まず等級制度について、管理職を対象に5000を超えるポジションを職務価値・職責などを基準に6段階で評価する「マネジメントコース」を新設し、適材人財を配置する職務起点のジョブグレード制を導入。また一般従業員向けに役割の価値を再定義した「プロフェッショナルコース」、高度な知識・スキル・経験に着目した「エキスパートコース」と「匠コース」も創設し、複線的なキャリアパスを整備した。


評価制度についても、基準をより明確化して報酬にダイレクトに反映。評価基準を「成果評価」「行動評価」の2軸へ明確化し、従前の目標管理面談を育成的フィードバックを重視する「ME Time」へと見直す。報酬制度のうちの賞与は、等級ごとに設定していた定額部分や事業業績に基づく加算部分を廃止し、個人の成果・行動による総合評価のみで決定するように改めている。



この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン

nine − six =

   

「労基旬報」メールマガジン

*厳選されたニュースで労働行政の動きをチェック
*人事・労務の実務テーマで記事ピックアップ
*先進企業事例と業界トレンドの今が分かる
*注目の裁判やイベント情報なども随時掲載
(月3回配信、無料)

購読者Web会員登録

「労基旬報」本紙ご購読者の方は、こちらからご登録ください。

人気記事