厚生労働省がこのほど発表した2022年の安全衛生(実態)調査で、職業生活にストレスを「感じる」労働者割合は前年比28.9ポイント増の82.2%と、21年の53.3%から大幅増を記録した。
ストレスの内容は「仕事の量」が36.3%で最も多く、以下、35.9%の「仕事の失敗、責任の発生等」、27.1%の「仕事の質」、26.2%の「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」の順で続いた。ただ上昇幅では「顧客、取引先等からのクレーム」の同4.2ポイント増、「会社の将来性」の同2.3ポイント増、「仕事の失敗、責任の発生等」の同2.2ポイント増の順で大きくなり、ストレス要因の多様化で仕事上の不安や悩みを持つ労働者が急増した可能性を示した。
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