STEM人材とは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の4つの頭文字を取った分野に専門性を持つ人材を指します。
これらの領域に共通するのは、論理的思考、データ分析、問題解決力、技術応用力といった汎用的な能力であり、今後、AI・ロボティクス・バイオテクノロジーなど急速に発展する分野を支える基盤となる点です。
今後はいかにSTEM人材を活用するかが、企業の生産性向上にあいても、また個々人の働きがいを向上させる点においても、重要な経営課題となるのです。理由は以下の通りです。
第一に、デジタル化の進展により、従来の業種でもデータ活用、自動化や自働化の理解が不可欠となり、STEM的スキルを持つ人材の需要は拡大しています。
第二に、AIがルーティン業務を代替する一方で、AIの設計・運用・監査といった高度な判断を伴う仕事は増加し、STEM人材はその中心的役割を担います。
さらに、異分野融合が進むことで、STEMに加えて人文社会科学の洞察を組み合わせた「STEAM」型の働き方も重要になります。その結果、単なる専門技術者ではなく、技術を社会課題の解決に結びつける創造的な人材が伸び伸びと働ける職場が求められるでしょう。

賃金システム研究所🄬所長 賃金改革のプロ・プラチナ企業育成のマイスター🄬
主な著書:「新訂2版 賃金システム再構築マニュアル」、
「赤津雅彦の賃金改革キーワード」、
「伸びる組織のための人事・賃金基礎講座」等
(注)「プラチナ企業育成マイスター」は登録商標です。


