金曜日, 1月 30, 2026

【働き方改革キーワード】STEM人材の活用(赤津雅彦)

STEM人材とは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の4つの頭文字を取った分野に専門性を持つ人材を指します。

これらの領域に共通するのは、論理的思考、データ分析、問題解決力、技術応用力といった汎用的な能力であり、今後、AI・ロボティクス・バイオテクノロジーなど急速に発展する分野を支える基盤となる点です。

今後はいかにSTEM人材を活用するかが、企業の生産性向上にあいても、また個々人の働きがいを向上させる点においても、重要な経営課題となるのです。理由は以下の通りです。

第一に、デジタル化の進展により、従来の業種でもデータ活用、自動化や自働化の理解が不可欠となり、STEM的スキルを持つ人材の需要は拡大しています。

第二に、AIがルーティン業務を代替する一方で、AIの設計・運用・監査といった高度な判断を伴う仕事は増加し、STEM人材はその中心的役割を担います。

さらに、異分野融合が進むことで、STEMに加えて人文社会科学の洞察を組み合わせた「STEAM」型の働き方も重要になります。その結果、単なる専門技術者ではなく、技術を社会課題の解決に結びつける創造的な人材が伸び伸びと働ける職場が求められるでしょう。


赤津雅彦(あかつ まさひこ)
賃金システム研究所🄬所長 賃金改革のプロ・プラチナ企業育成のマイスター🄬

主な著書:「新訂2版 賃金システム再構築マニュアル」、
「赤津雅彦の賃金改革キーワード」、
「伸びる組織のための人事・賃金基礎講座」等

(注)「プラチナ企業育成マイスター」は登録商標です。

「労基旬報」メールマガジン

*厳選されたニュースで労働行政の動きをチェック
*人事・労務の実務テーマで記事ピックアップ
*先進企業事例と業界トレンドの今が分かる
*注目の裁判やイベント情報なども随時掲載
(月3回配信、無料)

「労基旬報」紙面のご案内

*月3回、実務に必須の最新情報を厳選した紙面が届く
*法改正から判例、賃金動向までポイント解説
*第一線の専門家によるトレンド解説や先進企業事例
*職場でのよくある疑問にも丁寧に回答
*電子版・オンライン版でオフィス外でも閲覧可能

購読者Web会員登録

「労基旬報」本紙ご購読者の方は、こちらからご登録ください。

人気記事