第一生命ホールディングス(東京都千代田区)はこのほど、第一生命保険の内勤や営業職指導者など固定給社員約1万5000人を対象に、2027年4月に人事制度を改定する方針を労働組合に提案したと発表した。
職種を管理職、基幹職、営業職へ簡素化し、仕事内容・責任の重さ・成果で等級を決定。市場価値と職務の専門性を勘案した上限のない処遇の設定、年齢や入社年次に関係のない貢献度に応じた大胆な抜擢も可能とする。
内勤社員に対しては、合意のない転居を伴う転勤を廃止。基準勤務エリアと転勤範囲を社員自身が選択できるようにする一方、転居を伴う転勤者には月額最大16万円の赴任手当を支給する。


