厚生労働省がこのほど発表した障害者雇用状況で、2024年6月1日時点の民間企業の実雇用率は前年比0.08㌽増の2.41%と13年連続で最高値を更新した。
規模別では「1000人以上」が前年比0.09㌽増の2.64%、「500~1000人未満」が同0.12㌽増の2.48%、「300~500人未満」が同0.11㌽増の2.29%、「100~300人未満」が同0.04㌽増の2.19%、「43.5~100人未満」が同水準の1.95%と、規模が大きいほど実雇用率が高かった。なお24年4月に新たに報告義務対象となった「40.0~43.5人未満」は2.10%だった。
法定雇用率達成企業割合については、同4.1㌽減の46.0%。法定雇用率が2.3%から2.5%に引き上げられた影響を受け、大幅に低下したことがわかる。