火曜日, 11月 5, 2024

自分の強み活かす戦略とは(早川大晴 人事図書館運営スタッフ)

■人事図書館発・人事労務キャリアの先を読む⑤

早川大晴(はやかわ・たいせい)
人事図書館運営スタッフ
▶新卒で建設会社に入社後、複数社で人事キャリアを重ね、採用・研修・労務業務を経験。SNSで人事図書館を知り、現在はイベント運営等に携わる。

人事図書館
▶人事領域の図書館であり、同時にコワーキングスペース利用、相談も可能な東京・人形町にある施設。2024年4月1日から運営を開始し、日々様々な勉強会、セミナー、読書会などが行われている。

今回は「自身のキャリアをどう築いていくか」についてお話していきます。キャリアの語源は「馬車の轍(carrus)」と言われており、それが次第に転じて人のたどる行路やその足跡・経路・遍歴を意味するようになったとされています。

つまりキャリアという言葉は、人の経歴や生涯をも含む意味を持っているのです。キャリアは過去のみならず、現在形・未来形としても使用されています。そしてキャリアについて考えることは「自身の生き方を考えること」であり、人生には必要不可欠です。

■専門性を伸ばす

私は、入社時の配属は現場事務でした。仕事をするなかで自身のキャリアを考えた時、「社会保険や働き方の分野で専門性を伸ばしたい」という思いから人事配属を希望するようになりました。

今思えば気持ちを持続できたのは、入社時研修の担当者が紹介してくれた『藁を手に旅に出よう“伝説の人事部長”による「働き方」の教室』の存在が大きかったからです。

『藁を手に旅に出よう “伝説の人事部長”による「働き方」の教室』荒木博行 著/文藝春秋/2020年

本書は、新入社員と人事部長の対話形式で展開されており、誰もが一度は聞いたことのある寓話をもとにキャリアへの考え方をわかりやすく指南しています。

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