日曜日, 11月 24, 2024
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30人以上企業の賞与を除く実質賃金はプラス0.2%

厚生労働省がこのほど発表した毎月勤労統計調査の速報値で、2024年5月の現金給与総額の実質賃金指数は前年比1.4%減と26カ月連続で低下した。

物価高を賃金の伸びが下回る状況が続くが、30人以上規模の賞与など特別に支払う給与を除いた「きまって支給する給与」の実質賃金指数に限ると、同0.2%増と上昇に転じた。また共通事業所の名目賃金指数も現金給与総額が同2.3%増、きまって支給する給与が同2.8%増、所定内給与が同2.7%増とともに大きく上昇。春の賃上げが影響し始め、現金給与総額の実質賃金のプラス転化が近い可能性を示す。

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