住宅用太陽光発電の販売・施工を手掛けるトラーチ(奈良市、従業員数30人)では、職人の技術や営業のポイントなどを短いマニュアル動画にし、社内ポータルサイトで共有。若い世代のITリテラシーの高さを活かし、ユニークな仕組みで人材の育成や定着に結び付けているという。稲場基泰社長に聞いた。
ポイントは「教わる人が動画を撮る」ということ。それを他の社員たちのために1分前後の短いマニュアル動画にして、ポータルサイトにアップするという流れを、会社の文化(カルチャー)として定着させています。
今の若い世代はスマホを使いこなして、撮影も動画編集もサイトアップまで出来てしまう人も多い。教わる人が動画にするので、教える側は技術や知識、経験を解説するだけで良く、また1人に教えれば他の社員も見られるので負担も減ります。
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