厚生労働省はこのほど、2022年の労働災害発生状況を公表した。
新型コロナ罹患を除く労働災害について、死亡者数は前年比4人減の774人と5年連続で減少。過去最少を更新し、第13次労働災害防止計画で定めた目標「22年に831人以下」をクリアした。
一方、休業4日以上の死傷者数は同1769人増の13万2355人と2年連続で増加。「22年に11万4437人以下」の目標は達成できず、むしろ17年比9.9%増と大幅に上昇するなど、労働環境が悪化している可能性を示唆した。
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