金曜日, 12月 5, 2025
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遺族補償年金の男女差解消へ 労使賛成も使側は「妻要件55歳以上」と提案

労働政策審議会労災保険部会は、労災保険制度の次期改正の審議を急ピッチで進めている。給付制度では遺族補償等年金の見直しが焦点になっており、労使ともに男女差を解消することで一致しているが、男女差の解消手段など細部は微妙に主張が異なる。

このほど労災部会で、労災保険の給付制度の見直しに向けて議論した。遺族補償等年金の夫と妻の支給要件の差の解消については、労働者側・使用者側委員ともにおおむね賛成の立場を表明。受給権者が1人で55歳以上か、障害のある妻のみに認められる特別加算も、労使ともに廃止する方針で一致をみた。



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