厚生労働省はこのほど閣議に、2025年版厚生労働白書を報告した。24冊目を数える今回の白書は「社会保障・労働施策」をテーマに、特に若者の意識を分析している。
アンケート調査によると、社会保障と労働法の「教育の経験がある」高校生の割合が順に65.3％、62.7％にのぼり、うち「内容を覚えている」割合は順に54.2％、70.0％に達した。
特に社会保障の理念「社会全体の支え合い」を理解している割合は、教育の経験者が63.4％、未経験者が43.0％となるなど教育の効果を示唆した。
厚労白書「社会保障教育の効果」示唆 若者の意識を分析
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