厚生労働省は8月1日、雇用保険の基本手当日額を変更した。2024年度の平均給与額が前年度比2.7%増と伸びたことと最低賃金の改定に伴い、4年連続のプラス改定となった。
基本手当日額の最高額は「30歳未満」が同190円増の7255円、「30歳以上45歳未満」が同210円増の8055円、「45歳以上60歳未満」が同235円増の8870円、「60歳以上65歳未満」が同203円増の7623円に改定。最低額も、同116円増の2411円といずれも増額となる。


失業期間中に収入があった場合の基本手当の減額算定に係る控除額も同37円増の1391円、高年齢者雇用継続給付算定に係る支給限度額も同1万172円増の38万6922円にともに引き上げる。


