2025年卒採用活動回顧の最後で、インターンシップなどキャリア形成支援プログラムについて触れたい。インターンシップを事実上の採用の場と位置づける企業が増えているが、就職と切り離して参加する学生は意外に多い。
リクルート就職みらい研究所の「就職白書2025」によると、26年大学・大学院卒向けのプログラムの実施率は前年度比2.2㌽増の75.4%に上昇。実施目的と得た成果はともに、「自社を含む業界・仕事の理解の促進」「入社意欲の高い学生の絞込み」「採用を意識した学生のスキルの見極め」の順で高く、業界全体を視野に入れつつも企業が採用を意識してプログラムを実施したことを示した。

採用ルールで定義するタイプ別のプログラム実施率は、タイプ1「オープンカンパニー」が同4.9㌽増の87.8%と突出しているが、次位にはタイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」が同3.6㌽増の31.6%で続いた。

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