厚生労働省はこのほど社会保障審議会年金部会を開き、基礎年金と報酬比例部分のマクロ経済スライドの調整期間を一致させる提案を正式に行った。
マクロ経済スライドは財政の均衡のため、高齢化や少子化による給付水準を抑制している。現行制度のままだと、基礎年金の給付水準は長期的に低下。特に、低所得層への所得再分配機能が弱まることが長年問題視されていた。
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マクロ経済スライド見直し提案 基礎年金と報酬比例の調整期間を一致
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