リクルートがこのほど発表したキャリア自律に関する調査によれば、20~30代の離職経験者の直近の離職理由として、「充分なキャリア構築がされないと思った」との回答割合が54.8%と半数超にのぼることがわかった。調査結果からは、特に上司とのキャリアに関する対話に対し、若手の期待の大きさとそれが叶わないことによる失望が離職の要因となっている背景が浮かび上がっている。
「企業情報の開示と組織の在り方に関する調査2024」の第二弾として、今年3月下旬に行ったインターネット調査をまとめた。20代から60代の働く個人1033人への個人調査と、採用や人材育成などを担当する人事担当者1038人への人事調査の双方の回答を分析している。
個人調査として、上司とのキャリア対話の状況を尋ねた設問への回答割合を示したのが下の図だ。
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