厚生労働省はこのほど、使用者による障害者虐待が2023年度に761人認められたと発表した。前年度比105人増、率で同16.0％増と急増しており、増加は３年連続となった。
虐待種別にみると「経済的虐待」が同59人増の659人と、延べ人数全体の80.6％を占めて突出。障害種別では「知的」が225人で最も多く、以下、「精神」が214人、「身体」が124人、「発達」が34人の順で続いた。
使用者の障害者虐待が16％増の761人
「労基旬報」メールマガジン
＊厳選されたニュースで労働行政の動きをチェック
＊人事・労務の実務テーマで記事ピックアップ
＊先進企業事例と業界トレンドの今が分かる
＊注目の裁判やイベント情報なども随時掲載
（月3回配信、無料）
