厚生労働省がこのほど発表した雇用動向調査によると、2023年の入職率が前年比1.2㌽増の16.4%、離職率が同0.4㌽増の15.4%とともに上昇した。
好景気の下では入職率が離職率を上回るといわれているが、3年連続で入職超過を記録。入職超過率は同0.8㌽増の1.0㌽に拡大しており、19年以来4年ぶりに1㌽台を回復している。
入職率のうちの転職入職率をみると、同0.7㌽増の10.4%と2年連続で上昇した。男女別では、男性が同0.7㌽増の9.4%、女性が同0.8㌽増の11.6%と女性のほうが率が高く、上昇幅も大きくなった。また就業形態別では一般労働者が同0.4㌽増の8.5%、パート労働者が同1.4㌽増の15.3%となるなど、引き続き女性のパートの転職が活発なことを示唆した。
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