土曜日, 11月 23, 2024
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実質賃金が27カ月ぶりに上昇

5人以上規模の6月の現金給与総額の実質賃金指数が前年比1.1%増と27カ月ぶりに上昇したことが、このほど厚生労働省の毎月勤労統計調査の速報値でわかった。賞与支給月で上振れした可能性があるが、賃金の伸びが物価高を下回る状況の出口がみえてきた。


共通事業所の名目賃金指数も現金給与総額が同5.4%増となり、5月の同2.6%増から上昇幅は2倍以上となった。このほか、きまって支給する給与と所定内給与がともに同2.7%増、所定外給与が同2.9%増、特別給与が同9.1%増といずれも大幅に上昇した。

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