■新・働く人の心と体の心理学 第66回 著者:深沢孝之
新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった2021年梅雨の時期のある日、私のオフィスにある相談が飛び込んできました。一人の成人男子がワクチン接種後数日して突然亡くなり、ショックを受けた周囲の人に心のケアをしてほしいというのです。その亡くなった人は若くて全くの健康体だったので、ワクチン以外原因は考えられないとのことでした。
私のようなカウンセラーは、クライエントの人生の裏側をお聴きする仕事です。その際、その人の属する業界の裏話も付随してくることは珍しくありません。コロナ禍当時、感染対策で奔走する行政機関の職員が何人も過重労働で心身の不調に陥り、休職となって相談に来られました。
ワクチンについても、ある人から「あの地域の子どもが亡くなったんですよ、ワクチンで」と聞いたり、知人の奥さんが朝突然原因不明で亡くなったり、軽い認知症だった奥様がワクチン接種後急激に悪化して徘徊を始めて困り果てていた知人に相談されたり、といったことが断続的にありました。慢性的な疲労や倦怠感に苦しみ、うつ病と誤診されて来られた方もいました。最近ショッキングだったのは、「ワクチンのおかげでコロナになった時に重症化しなかったよ」とワクチンに肯定的だった友人から、「ガンになってしまった。治療がつらい」と打ち明けられたことでした。何より自分の身内に接種後、目の付近に帯状疱疹が出て、さらに涙腺がどうかしたのか涙が止まらなくなりました。私は、「これはただ事ではない」と思うようになりました。
前述の通り私は仕事柄、医療業界などのネガティブな情報が集まりやすいので、これらのケースすべてがワクチンと因果関係があるかは厳密にはわかりません。ただ、彼らの共通の要因がワクチン接種であり、ワクチンに関する研究で明らかになった副作用の諸症状と一致しているので、疑いは濃厚です。私自身はこの遺伝子ワクチンのメカニズムを知った時から疑いの目で見ていたので接種しなかったのですが、家族やクライエント、周囲の人を守るために敏感にならずにはいられませんでした。
■コロナとコロナ対策から健康でいるために
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