厚生労働省はこのほど、エックス線装置の放射線障害防止対策に関する検討会を発足した。
２０２１年５月に装置点検中の作業員が被ばくする事故が発生し、重大な異常事象として国際原子力機関に報告されている。事故事例や昨今のエックス線装置の使用状況を踏まえ、使用時の装置管理水準の向上策を検討。放射線装置も含めたインターロックや警報機能などハード面のほか、作業主任者の職務、特別教育の拡充といったソフト面の改善点を模索する。
エックス線装置の安全機能・教育改善へ検討会
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