2022年度の技能検定の合格率が41.4%となり、前年度に比べて3.6ポイント上昇したことがこのほど、厚生労働省の調べでわかった。
受検申請者数が前年度比10万2897人減の86万9519人、合格者数が同8359人減の35万9641人とともに減少。率で順に同10.6%減、同2.3%減と特に受検申請者が二桁減となり、合格率は4割台を回復した。
合格率を等級別にみると、「基礎級」が87.0%、「3級」が53.4%、「単一等級」が51.0%の順で高い。一方、上昇幅では「1級」が同4.8ポイント増で最も大きくなっている。