■ 働く人を訪ねて OFFICE HOUR 第8回

ヤッホーブルーイングの品質管理部門「麦酒品質改方」のユニットディレクター(UD)を務める川並かおるさん。流通業界に就職したものの、大学院で学んだ発酵の仕事に携わりたいと一念発起。2012年に転職した。14年12月に同部門を立ち上げ、22年8月には女性UD初となる育児休業を取得。1年後、現職に復帰した。富山県から新幹線通勤をする傍ら、仕事と育児の両立に取り組む。長野県の佐久醸造所に川並さんを訪ねた。
――品質管理ユニットについて教えてください。
品質保証をメインに立ち上がった部署で、今は製品開発も兼ねています。
品質保証は、製品の特性や販路の広さなどに応じた規格に見合った品質かを全製品、検査するものです。微生物検査、物理化学検査、官能検査の3つからなり、官能検査は品質が製品のコンセプトに合致しているかを人間の舌で評価します。美味しいかや製品が狙う香気が出ているかの評価は、機械化が難しいところです。製品それぞれの品質、コンセプト、味を理解した上で評価にあたっています。
製品開発ではつくり手の意見を融合させて、技術的につくりたい製品をつくるプロダクトアウトと、市場のニーズを踏まえたマーケットインの両立を心がけています。最先端のアメリカのトレンドや、自社の技術的な強みとしてどこを高めたいかを意識しています。
――UDとはどのような役職ですか。
ユニットのマネジメントを行う責任者で、UD32人のうち6人が女性です。私は品質管理ユニットのマネジメント業務を行っています。メンバーは20代と40代の4人で、全員が女性です。
特徴的な制度の1つがUD立候補制です。会社の課題を解決するために、どのようなユニットにしたいのかを立候補者が発表して、社員全員がアンケートに回答する「プレゼン大会」が年に1回あります。プレゼンを聞いた全社員のアンケートを参考に、最終的に会社の承認を得られた人がUDを務めます。
――UDに手を挙げたきっかけは何でしたか。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。


