日曜日, 11月 24, 2024
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銀行が人的資本経営に本腰 清水銀は資格取得に報奨金支給

人的資本経営の強化について、公共的使命を勘案してステークホルダーに向けて積極的にアナウンスする銀行が増えている。

人的資本の充実の具現化のために、清水銀行(静岡県静岡市)は人事制度のブラッシュアップに乗り出した。副業・兼業を解禁するほか、行員のスキルアップを支援するため、キャリア開発支援制度を新設。中小企業診断士と社会保険労務士を30万円に設定するなど、対象とする8資格の取得に報奨金を支給する。


従業員エンゲージメントを向上させる施策としては、役割等級の再定義を通じた処遇とのミスマッチの改善に加えて、学歴を問わず一律1万5千円の初任給の引上げを実施。一方、ワークライフバランスやダイバーシティの実現の観点では、既存の制度休暇を2日間増加した上で、ファミリー休暇と積立休暇を新設するほか、嘱託行員・パートタイマーの正行員登用の機会を年1回から随時へと拡充している。


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